私たちマンション維持管理機構は、1984年中部地区で最初に設立した技術支援組織で、"管理組合の要望"で設立した唯一の組織です。そのため、管理組合から寄せられる修繕の問題を反映して活動しています。
また、単なる業務組織にとどまらず、中部管協と協力して、マンション居住環境向上のために研究・啓発活動も行っています。具体的には、建物修繕に関するセミナーや大規模修繕工事の現場見学会等を開催し、各マンションの居住環境改善に還元できるよう活動しています。
さらに、管理組合団体の活動を支援する役割も担っており、中部管協に寄せられる技術相談への対応や、無料相談会へ相談員の派遣を行っています。
修繕工事に設計監理方式を導入するメリットは沢山ありますが、工事品質が担保されるというメリット以外に、金額面で以下のようなメリットがあります。
これによって、修繕工事のコストパフォーマンスが最適に向上します。
CCGは、利益を第一目的とせずマンションの住環境改善に還元できるよう活動しています。
そのため、一般社団法人の中でも非営利性が徹底された「非営利型社団」の定めを定款に採用しています。
工事業者の選定は、公明・公平・公正を保つため、CCGでは、「公募方式」をお薦めしています。
工事の種類や規模に応じて、どういう業者が良いのか組合内で検討し、公募条件を決定し、建設業界新聞等で公募します。
各工事業者には、会社概要やマンションの改修工事経歴書などを提出してもらいます。
CCGでは、公募のための資料作成をお手伝いします。
最終的に業者を決定する際は、その工事を担当する現場監督と面接したほうが良いでしょう。
管理組合との契約は、CCGと担当建築士の連名で行い、組織として責任を負う形にしています。
また、万が一、設計監理のミスによって建物や人に被害を与え法律上の損害賠償責任を負った場合に備えて、「建築士賠償責任補償保険」に加入しています。
CCGは、責任を持って業務に努めるだけでなく、皆様に安心して業務契約をして頂けるよう、万が一のための組織的な準備も行っています。
CCGの設計監理料は、工事金額の何%という決め方はしていません。
工事総額に応じて設計監理報酬が決まるとすると、工事費が膨らむことに歯止めが効きません。
CCGの設計監理料は、業務に要する時間に規定の単価を掛けて監理料を算出する「人工(にんく)積み上げ方式」を採用しています。
工事額に左右されずに、業務に見合った適切な設計監理料が算出できると考えています。