数ある管理組合業務の中でも、とくに専門知識や住民合意の時間を必要とするマンションの維持管理。その難しさから、「管理会社に丸ごと任せている」「中身より費用で施工会社を決めている」という管理組合の声もよく耳にします。しかし、末永く快適に住み続けられる住まいを実現するには、工事の内容や意味まできちんと把握し、今だけでなく将来への影響も見極めながら、自分たちで進むべき道を選択していく姿勢が欠かせません。
私たちは、そんな住民主体のマンション維持管理を大切に考え、住民の立場に立った適正な設計・監理を推進する建築家集団です。管理組合からの要請で生まれた「管理組合のための組織」として、住民の皆様の思いに寄り添い、説得するのではなく納得していただける提案をご提供。正しい理解のもとご判断いただけるよう、一人ひとりと向き合いながら説明を行い、総会での共通認識や合意形成もサポートします。これからも続く皆様のマンションライフを、より豊かに輝かせるために。ともに未来を見つめ、ともに歩み続けるパートナーでありたいと考えます。
マンション維持管理機構の設立のきっかけとなったのは、中部エリアのマンション管理組合が集まって1982年に発足された「NPO法人 中部マンション管理組合協議会(中部管協)」です。管理組合の運営を、互いの知恵と情報でサポートし合おうと組織された同団体から「建物の維持管理について専門的なアドバイスを受けたい」との要請を受け、建築家の有志によって1984年に創設されました。そのため、私たちは中部管協と活動スタンスを共有し、住民の立場に立ち公明・公平・公正に業務を遂行。管理組合運営をトータルに支える中部管協の総合力と、経験豊かな建築家が集う当団体の専門力の両輪で、皆様を力強くサポートしていきます。
修繕の合意形成には、管理組合、理事会、修繕委員会など住民間の共通認識が欠かせません。
CCGは、住民全員の納得を得るために、十分な知識と情報の提供に努めます。
分譲会社・管理会社・施工会社のいずれからも独立した第三者的立場から、公平・公正・公明に業務を遂行。
「適正な工事」を「適正な価格」でご提案します。
CCGは、修繕とは「今だけでなく未来にも幸せを届けるもの」であるべきと考えます。
将来を見据えたご提案を行い、いつまでも安心して暮らせる住まいを実現します。
管理組合の皆様のニーズを汲み上げ、正しく把握するため、組合会に出席するなど密なコミュニケーションを大切にします。
修繕の現場も担当者が直接確認を行います。
豊富な経験を生かし、ハードルが多い管理組合理事の皆様のとりまとめ業務も細かくサポートします。
またNPO法人「中部管協」と連携し、管理組合の運営支援なども行います。